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トイレで起こる男性からの暴力

undefined生きることの尊厳

トランス女性(身体は男性のままで自認は女性、という人)に、女性スペースを使わせて欲しい、という話題。

アライの方々が「いっそ男女共用にすればいい」と言っていますが、清掃員の体験から、トイレを男女共用にするとどんな問題が起きるか? を書きます。

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トイレ清掃員は女性だけ?

私、以前パートタイムで「便所掃除のオバサン」をやってました。

営業中の商業施設の掃除なのだけれど、営業中の女性トイレを男性が掃除するわけにもいかないので、という理由で、この時間帯の清掃業務は「女性のみ」が雇われるんですよ。

男女雇用機会均等法の観点から、求人案内には「女性のみ」とは書かれませんが、実際には女性しか雇わない職種です。

もし男性が応募してきた場合、問い合わせ時点では「女性だけ」とは言えないので(門前払いはクレームになるので)、面接時に「じつは…。」と切り出し、辞退してもらうのが通例のようです。

(以前、私は喫茶店の面接で逆パターン、男子大学生のみが欲しいというパターンに会ったことがあります。履歴書・交通費・時間、、、いろいろ無駄になり、嫌な気分になりました。)

清掃業務は大体、ビルや百貨店の子会社・関連会社が請け負っていて、いわゆる下請けの仕事です。

キツイ・キタナイ仕事の割に、時給もほぼ地域最低賃金です。


清掃のためとは言え女性トイレに男性が入って来るのは「嫌!」ですよねぇ。

使用済みの生理用品などなど、相当にデリケートな問題がいろいろあります。

汚いと思われるのも嫌ですし、変な興味を持たれるのはもっと嫌です。

じゃあ、男性はどうなのか?

男性だって、男性トイレに女性が出入りするのは、「バツが悪い、嫌なこと」なんですよね…。

小便器を使っている男性の背後で、モップを持ったオバサンが走り回るんじゃ、落ち着かないこと甚だしい、と思いますよ。

そちらを見ないように掃除をしていても、使っている男性のバツの悪さは感じ取れますし、掃除する私も居たたまれない気持ちになります。

けれど、お客さんがいてもガンガン清掃していかないと、時間内に仕事を終わらせることはできないんですよ。

人件費の問題で、同時間内に複数人を雇うことはできない、という会社の都合もわかるのですが、「お客様の快適性」を考えたら、もう少しやり方を変えられないのでしょうか。

また、女性のみの職種になっていますが、本来ならば、清掃員であっても「男女別」にした方がいいんですよ。

同性の清掃員ならば、お客さんの気まずさはだいぶ解消されると思います。

子どもを育てた女性なら、子どもの汚物処理にも慣れているだろうから、汚れたトイレの清掃を任せても大丈夫だろう、という固定観念も、「トイレ清掃員は女性」と決めてしまう原因でもあるんですよね。

けれど、私には子どもはいないし、清掃の同僚にはまだ20歳前の女子学生もいました。

子どもを産む・産まないは関係ないんですよね。

応募があるかどうかは別ですが、本社に人件費を確保してもらい、男性トイレの清掃は男子学生のアルバイトにでもやってもらうのが良いのではないか、と思います。

若い内から男性トイレの汚れ具合の後始末をすれば、トイレの使い方に気を付けるマナーある大人の男性になれるのではないでしょうか。

(マジで象さんの水浴びか!と思うぐらいに〝びっしゃびしゃ〟にされます。何なんスかね、アレは。)

男性トイレを掃除する女性は安全か?

これ、安全じゃ無いんです。

私はある程度の年齢だったので、適当にかわすこともできましたが、若い女性清掃員などは、酔っ払いにしつこく絡まれたりからかわれたり、かなり怖い思いをしていました。

私自身が体験した一番ヒドかったものは、いきなり後ろから頭を鞄で殴られたこと、です。

男性トイレの洗面台を拭いていた所、トイレを出て行くお客さんのケータイが鳴った。

外へ歩きながら「もしもし?」と電話に出るお客さん。

出て行ったと思いハンドドライヤーの掃除を始めると、いきなりガン!と後ろから頭を殴られ

「うるさい!静かにして!!」と、さっきのお客さんが…。

…店舗の音楽がうるさいから、と、トイレに戻って来たんでしょうね。そうしたら私がハンドドライヤーをガーガー鳴らしている。

ブチ切れるお客さん。

…まあ、気持ちは解らなくはない。けれど、見ず知らずの他人を殴るほどのことか?…。

雑巾をその場に置き、その人の足の先から頭の天辺までを眺めまわしてみたら、彼は顔を真っ赤にして「もういい!!!」と捨て台詞を吐き、急いで出て行きました。

顔を真っ赤にして逃げた、ということは、たぶん彼は「やってはいけないことをやってしまった」と気付いたのだと思います。

イラッ!と来た咄嗟に、見下しても構わない身分の低そうなオバサンに対し、手が出てしまった。

そういうことなのだ、と思います。

たぶん、理性では「暴力はダメ」と解っているんですよ。

でも咄嗟の場合、その理性が吹っ飛んでしまうことはままあることではないでしょうか。

しかも相手は、立場の低そうな(馬鹿にしてもよさそうな)女性清掃員。

オンナコドモはイライラをぶつけてもいい相手、と捉えられてしまうんですよね。

他にも「ここの店舗は最悪だ!」など意味の解らないことで、酔っ払いに威嚇されることも、よくありました。

「はいはい」とかわせる年の私でも相当に怖いと感じるのに、性的な攻撃を受けやすい若い同僚たちは、本当に怖い思いをしていたと思いますよ。

これらはトイレ清掃あるあるなので、上司に相談しても「気を付けてね。警備員呼んでいいからね。」ぐらいで終わってしまい、解決には繋がらないんですよね。


全ての男性が加害的だ、とは言いたくはありません。

ただ、トイレのような狭い、プライベートに感じる空間で、咄嗟に怒りが沸いたりした時に、目の前にいる立場の弱そうな女性・子どもに、暴力・暴言を向けずにいられる男性はどのくらいいるのでしょう?

「じゃあ、女性客は加害的ではないのか?」という見方もあると思います。

男女共用トイレを推進しているトランス女性のアライの方々は「女性が女性に性暴力をふるうこともある」と、言っています。

確かに無くはないでしょう。

けれど確率としてどうなのでしょうか?

私が清掃員として働いていた数年で、女性客からの暴力・暴言は一度も無かったです。

混んでいる時に聞こえるように嫌味を言う、などはありましたが、絡んだり怒鳴ったりは一度もありませんでした。

こういう面での男女の違いは、相当に大きいと感じます。

共同トイレは安全?

安全じゃ無い、と思います。

誰でも使えるユニバーサルトイレってありますよね。

ストレッチャー並みの大型車いすや介助者も一緒に入れる広さで、オストメイト用の設備も、おむつ交換台も備わっている、男女共用のトイレです。

家族連れや障害のある人にとってはとても便利な空間です。

しかし、その多様性に付け込んで、良からぬ使い方をして芸能界を追い出された人もいましたが、多目的トイレって、やっぱりそういう人を呼び寄せてしまう面もあるんですよ。

どの性別の人が入っても不審ではない、って、そういう危険があるんですよ。

また、個室が単体である場合が多いですので、「中に隠れる」「引きずり込む」ことも、場合によっては可能です。

絶対に必要なものであるのに、多目的・誰でも使えるトイレって、設置場所や安全性の確保が、結構難しいものなんですよね。

ただ、トイレ内に監視カメラを付けることはできませんが、外の廊下には付けられます。

男女別のトイレであれば、警備員が不審者を見つけやすくもあります。

そういう面でも男女別の方が安心なんですよね。

「清掃員だ」とわかっていても、異性がいると「気になる」空間で、男女一緒に個室の開きを待つのは、いたたまれないと思いますよ。

清掃員だからこそ絡まれる、ということもあるとは思いますが、狭い空間内で自分より弱い者に横暴になりやすい男性を見てきた者としては、男女共同トイレは危険だ、と感じます。

トランス女性は「女性」?

申し訳ないですが、女性ではない、と思います。

実際に身体が男性ですので、「女装をした男性」もしくは「トランス女性というジェンダーの人」と認識します。

身体男性という言い方は差別だ、と言われますが、例えばIQがとんでもなく凸凹の私が「(凹の部分が)ボーダー知能」と言われても、それは単なる事実で差別ではないです。

(キチガイ、池沼などのあからさまに馬鹿にした表現は「差別」だと思いますが。)

本人がどんなに引け目を感じていたとしても、単なる事実は「単なる事実」なんですよ。

男女別のスペースは、どこまでも「身体の差」で分けるものです。

それに違和感があるのなら、トランスジェンダーという新たなスペースを設けるように働きかければよいのではないでしょうか。

更に、一部の」トランス女性の問題は、性別違和とは別の問題ですよね。

本当の性別違和の人たちが不利を被るのではないかと危惧します。

アライの人たちは、一体何を考えているのだろうか、と訝しく思います。

性別違和および性転換症 - 08. 精神障害 - MSDマニュアル プロフェッショナル版
性別違和および性転換症-病因、病理生理学、症状、徴候、診断および予後についてはMSDマニュアル-プロフェッショナル版へ。

一部のよく解らない人々が、どう考えてもおかしな要求を「差別反対!」と騒ぐことで無理やり通そうとする。

これ、似非同和を連想させるやり方なんですよね。

「誰か」には利益があるのでしょうが、本当に困っている人たちは更に被差別的な状況に追いやられる、という…。

こういう過激なパフォーマンスをするカッ!と来るタイプの人を女性スペースに入れるなんて、嫌ですよ。

何をされるかわからないですから。

(このやり方では、男性スペースに行っても嫌がられますよね。)

差別を解消するには、やり方を選ばなければ

手段を選ばず、というのは、いかにも男性らしいやり方だ、と感じます。

そんなにも男らしい人が、なぜ女性というジェンダーに入りたがるのでしょう。

思うに、「一部の」自称トランス女性という人たちは、「優れた男らしさ」にこだわる余り、それを満たせない自分を「劣った女扱い」することで、倒錯的な快感を得ているのではなかろうか…と疑ってしまいます。

「女」になりたがっている割に「女」に対して侮蔑的で、とても男らしいミソジニーを感じるんですよね。

こういうミソジニーが、トイレ内での男性から女性への暴力を生んでいるのが現状です。

全ての差別をなくすと言いながら、とても差別的な発想を持ち、スペースのみを男女共用にしたいと言う。

一体彼らは何をしたいのか。

差別解消ではなく、差別や対立を煽ることで利益が上がる既得権を持った人々に利用されているのではないか、と訝しく思ってしまいます。


もし、本当にジェンダーによる差別をなくしたいのであれば、性別違和と性癖はきっちり分けなくてはダメですし、自身の主張を通すために他者(女性)のバウンダリー侵害をしてはダメですよね。

本当に差別をなくしたかったら、絶対に「変な人々」に利用されてはダメですよ。




ブログ筆者  鈴木紗々夜  https://amzn.to/3MCIgqY
障害者就労で感じた無意識の差別、能力主義の不都合、制度の矛盾…等々…本人の体験から感じたこと、改善したいこと、これからの社会へ願うこと、などを書いています。ご興味がありましたら、どうぞご一読ください。よろしくお願いいたします。
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